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放射線治療を始める前に歯の検診を
    記事番号:42
    記録日  :Jan12/2004,12:15
    記録者  :Admin

毎年100万人を超すアメリカ人が癌と診断され、その内の約40%の患者が頭部及び首部への放射線治療や化学療法による深刻な口腔問題を発症している。
それは例えば、物を食べることが出来なくなったり、飲み物を飲めなくなったりするような重度の合併症で、しばしばドクターによる放射線治療を延期せざるを得なくなるようなものである。

癌に立ち向かう患者に最善の機会を与えようとするなら、治療チームに歯科医を加えるべきで、患者は放射線治療を受ける前に歯科医に掛かるべきである、と米国歯科医術学会(AGD)の臨床的同胞調査ジャーナルであるGeneral Dentistryの2003年11/12月号における新報告に述べられている。

頭部及び首部放射線療法の目的は、隣接する健康体組織や機構―例えば唾腺、顎骨、口膜組織―への損傷を最小限に止めて癌細胞を死滅させることである。
しかしながら、健康体組織への損傷は不可避である。

治療に当たって、歯科医は患者の口内に起こる変化(例えば口内乾燥、口腔拡大、痛みを伴う口腔のただれ)をモニターできる。

患者の抱える口腔問題が少なければ少ないだけ、治療プログラムの続行が容易である、とDMD(Doctor of Dental Medicine) MAGD(Master of the Academy of General Dentistry), ABGD(American Board of General Dentistry), AGD(Academy of General Dentistry)など、多数歯科学会のスポークスマンであるBruce Burtonは述べている。

“放射線治療の1ヶ月前に歯科医に掛かるようにしなさい。そうする事により重大な合併症を避けられるかもしれません。”と主任レポート著者であるJody S. Harrison 歯科外科はアドバイスしている。

首部及び頭部放射治療から生ずる口腔合併症:
*腔乾燥*空洞
*口内酵母菌感染
*味覚喪失
*口膜炎症及び潰瘍形成
*非治癒性傷害
*開口障害
*栄養摂取不

癌患者に対する事前処置対策:
*治療前の歯科医検診
*虫歯の早期治療

治癒不能或いはその可能性のある歯は癌治療の3週間前に抜歯しておくこと。





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